雑記
「三日坊主」という言葉があるが、自分の場合は「零日小僧」といったところ。
新しいことを始めるのが不得手な人間はそもそも一日目を迎えられないので、三日続くかどうか、みたいな高度な議論には参加できないのだ。
カタカナ原理主義者にも伝わるよう言い換えるなら、新しいプロダクトをローンチしてないアントレプレナーがスケール期のマーケティングについて語るのはナンセンス、ということだ。
そんな「零日小僧」の自分を「三日坊主」へと成長させたくれたことでお馴染みのはてなブログを数か月ぶりに覗いてみたら、下記画像のような広告がたくさん表示されていた。
ブログを90日以上更新しないと広告が表示されるらしい。これはどういう目的なのか。
ぱっと思い付くのは、「広告が表示されるのは煩わしいから頻繁にブログを更新しよう」と思わせることでアクティブユーザーを増やす、というものだけど、放置されてる弱小ブログに広告を載せても意味ないんじゃ…とも思う。
しかも広告の内容がオフィスビルの後付けガラス窓という、しがない大学生には到底需要の無いものである。
あまりにも謎なので怪しい企業の釣り広告かと思ってクリックしてみたら、AGC(旧旭硝子)の立派な商品だった。
関係ないが、旭硝子は2018年7月にAGCへと社名を変更したらしい。言われてみれば「あさひぃ〜ガラスはAGC〜」のCMが耳に残ってる気がする。
最近流行りの公式っぽくないツイートするAGC公式アカウント↓
これもまた関係ないが、AGC(旧旭硝子)と旭化成って同じグループなのか?けどアサヒホールディングスは有名だけど「旭グループ」って聞いたことないな?と思い調べてみた。
するとAGCは三菱グループ、旭化成はみずほFG系列で、お互いまったく関係ない企業だし「旭グループ」なんてものは存在しないことが判明した。
ここまで書いて、これ意味ねぇだろ…と思ったインターネット広告の有用性を自分の行為でもって逆説的に証明してしまっていることに気づいた。
広告を見ていなければ、なんの関わりもない素材メーカーの沿革について調べてることなどまずなかっただろう。
そう考えると、企業が広告に莫大な予算を用意して、電◯だとか博◯堂みたいな広告代理店が儲かるのも納得である。