逃避行記

真人間はあきらめた

MAXめんどくさい #1

尊敬する若林さんも度々ラジオなどで話しているけど、呼吸をするように嘘をついてきた人間には「嘘をつこう」という意識がない。

 

オードリー若林、『日向坂で会いましょう』でオチのために振りで「ウソ」を言うと驚かれてしまうと明かす「みんな育ちいいじゃん」 | ラジサマリー

 

「無意識に嘘をついてる」とか言うと昔懐かしいイキリト構文みたいになってしまうけど、そういうわけじゃないから許してほしい。

「相手を傷つけないために」とか「自分を正当化するために」みたいに目的を持って嘘をつくときは別として、反射的に嘘をつく時の動機のほとんどが「めんどくさい」から。

 

例えば会社の昼休みに、そこまで親しくない同期とご飯を食べるときの店選び。

自分が一昨日行ったばっかりの和食のお店にしようと言われたときに「いいね、そういえば最近行ってないし」と反射的に返してしまう。

この場合、「そういえば最近行ってないし」は完全な嘘だけど、「いいね」という返答は本心だったりする。

ちゃんと説明するなら「自分は一昨日行ったばかりだけど、別に気を遣ってるとかではなく本心で今日行くのも全然ありだと思ってる」となるけど、それを言うのがめんどくさいし、逆に相手に気を遣われると煩わしいから上記のような返答になる。